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2004年07月05日

スパイダーマン2

先週末見に行ってきましたので感想を書きたいと思います。
ネタバレ等極力無いように気を付けていますが、観る予定で何の情報も無いまま観たい方などはご覧にならない方がよろしいかと。 前作スパイダーマン1がヒーローものの王道作品化と思いきや、人間ドラマ風味が良いあんばいに盛り込まれていて、他のマーヴルヒーローものとは一線を画していました。
賛否両論ありますが、ヒロインのMJがタイプだったというのもプラス要因です。
2では、1で残されたしこりは全て解消してくれています。
欲を言えばアクションシーンを、スパイダーマンが摩天楼を飛び交うシーンをもっと見たかったです。
しかし、クライマックスの一つでの暴走電車シーンはそのスピード感と迫力に圧倒・感動させられました。
ハラハラしっ放しでした。
温調が効いてる映画館の中なのに、手に汗どころか腹のシワ一段一段が汗まみれでした(すいません、キモくて)。

前作の悪役はグリーンゴブリン(親友の親父)でしたが、今回はドック・オク(ドクター・オクトパス)。
マシンの触手の動きがいい具合にウネッててひどく良好です。
マッドサイエンティストなことだけは確かですが、前作同様純粋悪ではないところがイカス。
これがスパイダーマンが他のヒーローものと一線を画し、多大な支持を得てる所以ではないでしょうか?
まあちょっと納得のいかないシーンもありましたが…、博士は基本は陽気なオッサンキャラで好感が持てました。

それにしても主演を務めるトビー・マグワイアは若き実力者なんですね。
去年の主演作品「シー・ビスケット」では”アカデミー賞で7部門にノミネートされ製作総指揮も務めた”とのことです。
あと、かわいい&かっこいい感じが女性に受けそうです(つーか29歳かよ…見えん!)。

スパイダーマン2を単なる娯楽映画(すごいCG!すごいバトル!)と言えばそれまでかもしれないです。
そう言う位置づけなのかもしれないし、俺もそうかなって思うし。
でも、主人公が、自分がかつてそうだった平凡な化学系大学生(実は物理なのかも?)というだけで、シンクロ率は120%アップ。
ふとした出来事にも感情移入してしまいました。
スパイダーマンとMJとの両天秤も、まるで自分の事のように感じてしまいました(ホント)。
それほど主人公がピュアなんじゃないでしょうか?観客自身を投影する余地のあるカンバスというか。
ドック・オクの気持ちなんか(実験失敗した時の、「あともうちょっとだから!」とかいって余計傷を広げるところ)もよく分かります。
観ていて楽しくなる王道的要素もてんこもりなので、全く中だるみ無く観られました。
設定的にはCASSHERNとかぶるな、と今更気づきましたが、好みの問題なのか比較にならないくらい面白いです。
迫力のあるスクリーンで是非観て欲しい作品です。
総合評価:★★★★

原題:Spider-Man 2
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:サム・ライミ
製作総指揮・原作:スタン・リー
出演:トビー・マグワイア
キルスティン・ダンスト
アルフレッド・モリーナ
ジェームズ・フランコ
WebSite:スパイダーマン2

投稿者 kenta : 23:59 | コメント (9) | トラックバック

2004年06月29日

ロード・オブ・ザ・リング トリロジーボックス

ロードオブザリング、皆さん見ましたか?
ジョージ・ルーカスに映画化不可能と言わしめた指輪物語の映画化、非常に見応えのある三部作となっているらしいです。
俺はまだ一つも見ていないのですが、予約しました(詳しくは左のオススメ参照)。
見るなら続けてと思い、映画を見るのをガマンし、ビデオを見るのをガマンし……。
ついに発売まで二ヶ月を切りました!

指輪物語と言えばファンタジーの元祖です。
RPGの元祖と言われるWizardlyや、オンラインRPGの火付け役Diabloなどに多大な影響を与えたと言われる指輪物語に食指が伸びぬ訳がありません。
正直フロドがどうとかはあんま興味ありません。
生き生きと動く、モンスター達が見たくてたまりません!!!
ブッ壊せ!ブッ殺せ!ブッ潰せ!!

投稿者 kenta : 00:32 | コメント (0) | トラックバック

2004年05月09日

CASSHERN

「たったひとつの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体。
鉄の悪魔をたたいて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる」

と言うわけで、CASSHERNを観ました。
例によって多少のネタバレは含みます。(これから観る方にとっても支障のない程度) やっぱり邦画は期待して観ちゃいけないのか?そんな感想が漏れてしまう一作でした。
事前にYahooでキャシャーンアニメ版を観たのですが、これが結構魅せる作品だったのです。
そして更に魅せる映画CM、なかなか期待して観たのですが、しかし…。
まずオープニングは壮大なCGで描かれた未来都市-公害で汚染された-から始まります。
そこで既視感に襲われました。
「アァ、Final Fantasy VIIの街まんま違う?てうかこれ何番魔晄炉?」みたいな。
監督は、「日本のCGもここまでやれるところを観て欲しい」と言ったらしいが、ほぼコンシューマゲームレベル。
CGの技術で特筆すべき事はない。イノセンスの方が凄そう(CM見た限り)。
聞いたところ、そのCGもスタッフのパソコンで作ったらしい。
SGIのコンピュータなんてもってるはずもないだろうから、普通のWindowsマシンでShadeとか使って作ったのかしら?
まあ、その話も納得てな具合です。

そして、肝心のストーリーはと言うと、詰め込みすぎかつ突飛すぎで中盤~終盤は全然意味が分からなくなりました。
奥様の宇多田ヒカルさんは泣いたらしいのですが、どこで泣けますか?と問いたいですね。
正直、アニメ版の方がグッときました。
しかし、設定・キャスティングは良かったと思います。
ていうか、俳優もったいないくらいです、こんな初監督作品になんでこんなに…てくらい豪華です。
あと、敵の新造人間の設定も原作とは違うが良く練られていて、
紀里谷監督の掲げる「人は何故争うのか?」というテーマの旗印となっている。
最後には意外などんでん返しが待っていて、一応ストーリー上のメインの謎は解ける。
なかなか面白いが、非常に分かりづらい。
他のストーリー上の展開も唐突すぎて、適宜脳内補完を行わないと展開についていけない。
ていうか、途中はほとんど映像だけを見ているような感じだった。

そう、映像である。
映像作家である紀里谷監督だからあたりまえだが映像に力が入っていた。
しかし、その演出の仕方がイチイチ鼻につく。
いろんなところを光らせたり、人物をダブらせてみたり。
なんかボンヤリ感が映画全体に漂う。

しかし、量産型ロボットの行進のシーンは流石と言ったところ。
かなりアーティスティック!クールです。

麻生久美子はミステリアスでヒッジョーにカワイかった。
唐沢寿明も独特のノリの演技が妙にハマッて、しかも格好いい。
寺尾聰もマッドサイエンティストっぷりがたまらない。狂いすぎ。
伊勢谷友介も苦悩するキャシャーンの役を巧い具合に演じていて良かった。
そしてなにより宮迫博之の演じた新造人間に一番感情移入できました。
ぐっさんもさることながら、お笑いの人って彼らにしかできないような役所でそれを見事に演じますよね。
その辺の俳優なんかより全然惹き付ける演技をしてくれます。
「お笑い」というベースがなせる技なのだろうか。
この作品は、紀里谷監督が自分の大好きなキャシャーンを題材に、自分のために作った映像作品、といった感じです。
なんか感想がキルビルと被ってるな…。
しかし、宇多田ヒカルのPVが好きな人はその映像美に大満足でしょう。
俺も綺麗だと思いましたが、戦闘シーンは色々がっかりです。パンチ遅すぎ。
あと中途半端にアニメ気味です。
やるなら、庵野のキューティーハニーくらいやって欲しかったです。
嘘です、かなり吐き気がします。
庵野調子乗りすぎ。
しかしながら、ストーリーが複雑すぎます。
一本スジはあるものの、その他の話が複線なのか何なのか、結局分からずじまい。
謎な部分が多すぎて許容範囲を超えて片っ端から忘れました。
ホント、映像作品ですね~
評価: ★★★

配給:松竹
監督・脚本・撮影・編集 : 紀里谷和明
出演 : 伊勢谷友介、 麻生久美子、 唐沢寿明、 寺尾聰
Web Site : CASSHERN

投稿者 kenta : 22:23 | コメント (2) | トラックバック

2004年04月29日

KILL BILL VOL.2 ザ・ラブ・ストーリー

先週末見に行ってきましたので感想を書きたいと思います。
ネタバレ等無いように極力気を付けていますが、観る予定で何の情報も無いまま観たい方などはご覧にならない方がよろしいかと。 今作を見て、やはりvol.1とvol.2併せて一つの作品だな、と改めて思いました。
キャッチーな前作で人を惹き付けて、魅せるストーリーでオトす。
基本ですがやられました。

しかし今作は非常に批判も多くなっています。
というのは、前作はCMからしてハジケまくりで内容もストーリーそっちのけでバトルしまくるジェットコースター・ムービーとなっています。
しかし、それを期待して続編である今作を観ると、余りのアクションの少なさに物足りなさを感じる人もいるでしょう。
今作は物語主体の話であり、前作の補完で約1/3程度経過してしまいます。
本筋も復讐を軸としたラブ・ストーリーという設定自体が常軌を逸しているのですが、
復讐の標的であるビル(デヴィッド・キャラダイン)たちの性格によってその設定・展開も納得させられます。
ああ、なんて狂ったラブ・ストーリーなんだ、と。
一つの作品を分割した時、今作のようにそれぞれの毛色を全く変えるのは監督にとっても大きな賭なんだろうと思いますが、
今作ではやはり大きな批判を呼びつつも面白く仕上がっていると思います。
マトリックス リロ・レボのような愚直な続編とは違い、
後半の人物・背景の描写に巧く深みがついているような気がします。

オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)亡き後、わたくしの心を惹き付けて病まないのがエル・ドライバー(ダリル・ハンナ)です。
単なるサブカルキッズのオシャレアイテムと思われた眼帯の裏には衝撃の過去が隠されていました。
ていうか、このひと結構年増だな、と思いました。

今作はほぼ全編英語のため、前回のインチキ日本語に異常なアレルギーを示した方でも安心してご覧いただけます。
ていうか、シャレにそんなに嫌悪感を示すなんて、なんでこの映画を観たのか甚だ疑問ですね…。

プチ情報として、スタッフロール後にワンカット映像が入るのでそのまま席にいるのが吉です。
スタッフロール後のおまけ?映像として思い出されるのが昨年観た28日後...ですが、
この上映には豪華にもラストの展開の別バージョンが収録されているのですが、アレは監督の意図が分からないです。微妙…。

今作は良くも悪くも監督の趣味丸出し感が楽しめる作品です。
こんな映画が撮れる監督は、ホント幸せだと思います。
羨ましい…。
その趣味・感性が合致すればかなり楽しめる作品でしょうね。

総合評価:★★★★
(vol.1:★★★★、vol.2★★★☆)
やはりvol.1のルーシー・リューの存在は大きかったです。
銀幕に写る彼女を観ながら、結構本気でうっとりしました。
なんだかんだ言っても、単純なアクションは観ていてスカッとしますし、日本が舞台・日本人沢山というのにも親近感が湧きます。
まあ、変な日本観はタランティーノ流のシャレということで。

原題:KILL BILL VOL.2
配給 : ギャガ=ヒューマックス
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ゴードン・リュー
Web Site:KILL BILL(要Flash Plug-In)

投稿者 kenta : 01:39 | コメント (0) | トラックバック